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主役ではなくても、味のベースになり、深みを与えるオリーブ・オイル。
1853年からバルデラマ家は、最上のバージン・オリーブ・オイルを製造できるよう、精魂を込めてオリーブ栽培に従事してきました。1920年には、ホセ・M・バルデラマの祖父がモンティーリャ(コルドバから北西に約50km)に所有していたオリーブ園に、最初のオリーブ・オイル工場を建設しています。しかし、ホセ・イグナシオ・ミリャン・バルデラマは兄弟の中で11番目だったため、この家族企業で働く機会はありませんでした。ITC業界で31年間の経験を積んだホセ・M・バルデラマは、1985年にドイツのダルムシュタットに本拠のある多国籍企業SoftwareAGのスペイン支社を立ち上げます。当時、従業員は5人だけでしたが、ホセ・M・バルデラマが退社した2000年春には従業員1000人を数えるまでに成長していました。こ&
SoftwareAGを退社したホセ・M・バルデラマは、この機会を利用して、自らのルーツに戻り、夢をかなえる決意をしたのです。その夢とは、最新技術と彼自身の画期的なアイデア、ITC業界で成功を収めた経営ツールを活かして「最高のバージン・オリーブ・オイルをつくる」というものでした。
この目的を果たすために、ホセ・M・バルデラマは祖父母から受け継いだモンティーリャの農園を拡張するとともに、マドリードから車で1時間の距離にあるプエブラヌエバ(トレド県)に農園を購入、短期間にこのふたつのオリーブ園(総面積273ヘクタール、75,000本のオリーブの木が植わる)を近代化しました。高圧電線を引き、灌漑施設を完備し、大規模な貯水槽を建設、新しい収穫機械を開発・購入したのです。技師との協力により、これまでになかった、まったく新しいオリーブ・オイル製造方法を開発し、その結果、画期的な製造施設を建設することになりました。このために、8百万ユーロを投資しています。
こうした背景から、企業スローガン「伝統と技術」が生まれました。
百年にわたる家族企業の経験と、最新テクノロジーが組み合わさった結果です。
ホセ・M・バルデラマは、新しい製造方法により、従来よりもはるかに高品質のオリーブ・オイルが得られることを確信していました。しかし、後に証明されるように、彼の画期的な製造方法から生まれたオイルのクオリティーは、当のホセ・M・バルデラマも驚いたほどだったのです。2002年11月に初めての収穫、そして新しい方法によるオリーブ・オイルの製造が始まりました。
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